御代田の話し 〜その7〜
随分話しが脱線して、どこまで書いたかよくわからなくなってしまいました・・・。
プランニングまで書きましたよね!
今日はその後の話しを書こうと思います。
プランニングも時間をかけ、間取りや立面も決まりました。
当社では、間取り等が決まり、見積りを提示して、家づくりのパートナーとして認めていただけると、設計契約を結びます。
この時に初めて費用がかかります。(157,500円)
この金額が、実質確認申請の手続き費用になるので、住宅そのものにかかるものとは別のものです。
さてさて、無事にお施主様に住まいづくりのパートナーとして認めていただきました。
もう春になってしまいましたが、お施主様の当初のご希望は、21年の冬が来るまでに完成したいと言われていました。
しかし、御代田という場所は冬の寒さが本当にやばいくらいに寒い。
とお聞きしていました。
ですから寒い時期での基礎工事は凍み上がってしまうといけないので、またいろいろな理由により、春までお待ちいただくことになったのです。
このお待ちいただく1年の間に行った一つは、当社では8年も前から行っている『山見』(やまみ)です。
※山見とは・・・山を見るのではありません。実際にお施主様の住宅に使う予定の構造材を、お施主様自身に立木の状態で見ていただき、その場で選んで伐採するという企画です。
主に須坂市の山林で行っていますが、須坂にはすばらしい木が沢山あり、また、大黒柱など見える材木を立木で見ることができ、さらに、伐採されるその音などは心に残ります。
お勧めですよ!
実はお施主様のご職業が、森林組合で伐採を行っている方でした。
いつもは、材木屋さんに伐採を依頼していますが、毎日仕事で木を切っているのだから、ご自分の家の構造材は自ら伐採していただこうということになりました。
次回は山見について書こうと思います。
つづく・・・