長野市若穂の現地(とうりょ〜)
仕上がりを想像するだけでドキドキします!!
↑ボクヘンデスカネ〜?f^_^;
なごみブログ > 2010年4月22日
2010年4月22日
長野市若穂の現地(とうりょ〜)
ここは…(丸ちゃん)
御代田の話し〜その4〜(店主)
ちょっと間があいてしまいました。
今日は職人について少し書きたいと思います。
当社では大工は社員として働いています。
しかも見習いから入社させ、自社で育てて一人前の大工にしています。
なぜか?
一つには大工技術の継承です。
今、墨付けのできる職人はどのくらいいるのでしょうか?
さらに30代で墨付けのできる職人と言ったら、一握りになるのではないかと思います。
便利になったこの時代、プレカットが盛んになり機械化が急速に進んでいます。
しかしながら、機械は所詮機械なのです。
昔の棟梁は、木材のくせを見抜きさらに適材適所に使い分ける目があり、技術がありました。
機械はそこまでできないのです。
やはり、職人の技術、日本の伝統後術は後世にも伝えていくべきだと自分は思っています。
もう一つには、極め細やかな家づくりをする為には、一番家づくりに関わる時間が多い大工の技量がやはり大きいのです。
ただ言われたことをやればいい・・・ そんな考えではよい家づくりはできません。
その気持ちは形になって現れてしまうのです。
不思議なことに、心を込めて造った家とそうではない家では、仕上がりが変わるのです。
しゅう工務店の見学会に来られた方が言っていました。
「しゅうさんの家を見てから、その後もいろいろな住宅を回ったけど、しゅうさん以上に丁寧に仕事をしている家には出会わなかったです。」
その言葉に自分は心底感動しました。
そしてその期待を裏切らないような仕事をしたい・・・ そう思いました。
しゅう工務店の一人前の大工になる為には技術も勿論、自社の家づくりの考え方もしっかりと教えていかなければいけません。
それにはやはり見習いから雇い、日々教育していくことが一番だと思っています。
だから当社では、自社に大工さんが社員として働いているのです。
次回は手刻みについて書きたいと思います。(御代田の話しはいずこへ・・・)
つづく
訓練校では(うっちぃ)
Copyright (c) 2009 shu-koumuten. All rights reserved.
掲載の記事・写真・イラストなどの無断複写、転載等を禁じます。