セブ島 〜4日目〜
明日は早朝5時30分にホテルを出るので、実質今日が最後です。
最後の日の予定は、全員で行く「アイランドホッピング」というツアーです。
このツアーは、とても人気らしく、きれいな離島に船で行ってシュノーケルをしたり、のんびりしたりするツアーです。
主催しているツアー会社がたくさんある中、最初に私たちが狙っていたところは80ドルで離島に行き、さらにバナナボートもついているというお得なツアーでした。
がしかし、セブ島に到着してホテルに案内してくれたツアー会社のマバロさんのうまい口台詞についつい・・・
マバロさん「セブは治安が悪いところ。あなた達が変な人に引っかかったら困るよね。
だから信頼のおけるツアーしかお勧めできないよ。
アイランドホッピングは自分が連れて行ってあげるよ! 80ドルね!
この中には往復の船やシュノーケルセット、お昼のバーベキューも入っているし、島に入るための入島税も入っているから安心よ! さらにあなた達だけで行くから他の人を気にしなくてもOKよ! バーベキューは、チキン・ビーフ・カニ・エビ・イカ・マンゴー・パイナップルも何でもあっておいしいよ〜 どう?」
といった具合でした。
まぁ安心+私たちだけの貸切ツアーってのにかなり魅力を感じてお願いしたわけです。
さぁ出発です!
写真では天気がよさそうに見えますが・・・
実はこの日は大雨&強風でした(涙)
寒いのなんのって・・・
うっちぃは死にそうでした。
朝は潮が引いているのでエンジンをかけられるところまで人力で出さなくてはならないみたいです。
私たちは寒さで震えている中、船長たちは必至で船を出そうとしているます。
しかし、あまりの強風&雨で船はなかなか動かず・・・
本当にいけるのだろうか??
お手伝いしたほうがいいか? など聞いてみると手伝いは無用らしい。
写真で竹竿のようなものを使っていますが、この竹竿、折れましたから・・・。
そんな頑張っている彼らを見ながらわたくし、竹竿使いの彼に一目ぼれしていました♪
なんてスタイルがいいんだろ〜!
そしてはにかむ笑顔も素敵だわ〜!
とうりょ〜に話すと、
とうりょ〜「絶対15歳くらいだよね〜 」
う〜ん・・・ 確かに幼さが残っている感じ・・・。
でもかんばって〜!!
軽く30分は待ちました・・・
ようやく出航!
向かい風に立ち向かうように出発です。
一応ついている屋根は何の役にも立たず、雨により既に海で遊んだかのようなずぶ濡れ感・・・。
最初は元気だった私たちも次第に沈黙していくのでした・・・
この島にいくらしいです。
その名は ナルスアン島 といいます。
相変わらずの雨やら風やらで上陸するときも一苦労がありました。
船をつけたいのだけど、近寄れないというアクシデントが・・・。
丸ちゃん心の声(もう泳いでいこーぜ! 荷物はまかせた!)
しかしなんとか上陸することができました。
この天気で私たち以外誰もいないし・・・
まさかこの島まで貸し切ったのだろうか??
まさかね〜
上陸記念に一枚!
店主・さっちゃん・うっちぃの来ているライフジャケットは、シュノーケルのためではなく、寒さ対策で着ています。
今回のツアーでついていたシュノーケルセットの古さにまず驚きました。
実は私だけが日本から頑張ってシュノーケルセット持参しました。
よかった・・・
さっそくシュノーケルをすることに。
すると、
島の人「魚がたくさんいるところまで遠いからカヌーに乗ったほうがいいよ。
カヌーは一人500ペソね!(1000円)」
た・高い・・・
私たちはとりあえず「いらない」といい海に入りました。
がしかし、本当に何もいないし・・・
おさかな天国の場所はどこ??
ということで結局カヌーにお世話になることになりました。
船頭さんは引っぱって連れて行ってくれます。
どんだけ浅いんだ〜!!
当然この間も私たちは凍えそう・・・
おさかなちゃん、待っててね〜
あるところから急にサンゴがあって、そこにはまさにお魚たちがいっぱい!!
パンをあげるとすごい勢いで集まってきます。
さっちゃん 人生初のシュノーケル体験でした。 顔に水をつけるのが嫌! というさっちゃんがお魚マジックによって一番満喫していました。 |
店主 気づくといない・・・ どうやら寒さのあまり、カヌーに乗らず、歩いて岸に帰ったらしいです。 私たちが戻ったら先にバーベキューつまみ食いしていました。 |
トロピカルなお魚たち |
写真を撮るのは難しい・・・ |
これはニモ!!クマノミっていいましたっけ?
ニモはイソギンチャクを出入りしているものだと思っていたら、セブのニモはカメラ目線でガンガン出てきます。
かわいい! |
今回ニモに会えただけで幸せです♪ |
これ何だと思います?
セブのうにだそうです。
私たちの知っているとげとげの外観ではなく、ボールに毛の生えた感じの外観でした。
そのうにを、船長たちがガンガン割り、手に乗せてくれたのがこの写真。
恐る恐る食べてみましたが、うに?? うにっぽいかな??
そのほか貝も食べました。
日本でいうアワビだそうですが・・・
ん?アワビ? って感じの味でした。
ヒトデです。
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船長たちはとてもいい人で至れり尽くせりで私たちを楽しませてくれました。 ありがとね! |
浅瀬でのシュノーケリングに正直飽きてしまった丸ちゃん。
船長に「この辺しかダメなの?」
と聞いたら
船長「ここは浅いけどもっといいところもあるよ。行ってみる?」
と言われて二つ返事で船長と深い場所に行くことにしました。
こちらが船長です。
ニモと一緒にレッツゴー!
しばらく沖に向かって泳ぐと深さ5m位のスポットに来ました。 さっき見た景色と全然違う! こないだ体験ダイビングをやった時と同じ感じでした。
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中央にいる魚はフィリピンの高級魚? ラプラプというお魚です。 40センチくらいありました。
感動!! |
サヨリです。
去年もっとずっとずっと小さいのを上越で釣ったなぁ・・・
私も船長のおかげで超大満足のシュノーケルでした。
何より驚いたのは、船長のビーサンがどうして脱げないのか?? ということです。
実は私は水泳部だったので、泳ぎはかなり達者な方だと思います。
そんな私の足には短いけどフィンがついています。
なのに船長は全然遅くなくて、私と一緒にちょうどいい速度でシュノーケルをしていました。
ビーサンも脱げずに・・・
泳法なんて全然ないけど、さすが船長だわ! と感心しました。
勿論あとでそのことを聞いてみたのですが、照れていただけでした。
楽しんでお昼も過ぎたの&とにかく寒いので上がることに。
さっちゃんはこの人生初のシュノーケルにすっかりはまってしまい、帰りのカヌーにも乗らずにカヌーにつかまって岸まで引っ張って行ってもらっていました。
つづく